市民と政党の対話集会に吉川はじめ @YoshikawaHajime が参加しました

社民党 吉川はじめ

 

12月1日(土)、市民連合ふくおか@shimin_fukuoka)主催による「福岡から政治の流れを変えよう -市民と政党の対話集会-」(於ふくふくプラザ1階ホール)に吉川はじめ 幹事長がパネラーとして参加いたしました。

 

 
集会の冒頭、吉川より政治情勢の危機感についての現状認識を次のようにお話させていただきました。

 

今の政治情勢についてどう考えるか、個別の課題はいろいろあると思いますけれども、私は実は過去の自民党政権、その中でも強行採決というのも過去には何度も行われたことはあります。
ただ、今の安倍政権というのは決定的に違うところがあります。
何が違うかというと、会話が成り立たないんです、議論が成り立たないんです、論理が成り立たないんです。
一番わかりやすいのは、例えば沖縄の例、仁比さんも言われましたが、沖縄。
あの(沖縄県知事選の)選挙結果が出たときに、安倍首相はなんて言ったか?あるいは菅官房長官はなんて言ったか?
「真摯に受け止める」と言ったんです。その後に「沖縄の人たちの心に寄り添う」って言ったんです。
そしたらその後につづく言葉は、普通は「辺野古の新基地建設については見直す」とか「もう一度議論する」とかになるんですけど、そこは「粛々と基地建設を進めます」となってしまう。
真摯に受け止め、心に寄り添い、粛々と基地を作る・・・・これを平然と、なんて言うんですかね、自信満々に言うわけです。
あなた論理が破綻してますよ?確かに日本語の文法としては間違ってないかもしれません。
文法としてはどうかわかりませんよ。
ただ、論理としては明らかにおかしいことを言ってまったく恥じない。
つまり、会話が成り立たない、議論が成り立たない、他にもいっぱいあります。
例えば、日米間のいわゆる「二国間での協議は行わない。FTA(自由貿易協定)はやらない」と言ったわけです。
ところがアメリカに強く言われて、結局押し倒されて、FTA交渉に入りました。
われわれはこれは「FTAだ」と言ったんです、「FTAに入ったじゃないか?」と。
安倍首相なんて答えたかというと「FTAではない。TAG(物品貿易協定)だ」と。
中華料理屋さんに行って「僕はチャーハンが嫌いだからチャーハン以外のものを出してください」と言ったら、出てきたものはどうもチャーハンみたいだ。
店主に「これチャーハンじゃないですか?」って言ったら「いやそれは焼き飯です」・・・・こういうことを(安倍首相は)平気で言うわけです。
他にもいっぱいありますが、入管法もそうです。
「これは移民政策につながっていく問題だ」と言っても、「日本は移民政策をとらない」としか言わない。
いろいろ記者の方があるいは国会議員が、論理的に議論をして事実を積み上げて質しても、「そのご指摘は当たりません」と言うわけです。
これだと日本の政治はどうしようもない。
「政治」というのは「言葉」ですから、その言葉がまともに通じない、そしてついには誤魔化せばいいということですから、文章を改ざんをする、隠蔽をする、あるものをないと言う。
こういうことが平気で行われる、そういう意味で言うと今の政治は、過去日本の戦後の70年余りの歴史の中で、一番の危機をむかえていると思います。
それを変えていくためには、やはり私もみなさんもおっしゃっておられましたけれども、選挙しかないというふうに思っております。

 

税制、沖縄基地問題、入管法、水道法、労働法、教育などテーマ別のパネルディスカッションについても、社民党としての考えやスタンスを発言させていただきました。

一方、野党間での政策上の共通点もお示しできたのではないと思います。

 

追記(12月3日)

市民連合ふくおかさんの動画をこの場でシェアさせていただきます。

 

 

コメント

  1. junskyblog2018 より:

    トラバありがとうございます😊

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